こんにちは。
普段、どれくらい「呼吸」を意識していますか?
上記は、今回紹介する本の見出しの1つです。本記事でその呼吸法を紹介してみたいと思います。
本記事のポイント
✔ 呼吸に意識を向けることの重要性
✔ わかりやすく、実践しやすい呼吸法の紹介
この本について
概要
呼吸を変えれば、全てが変わると言っても過言ではないくらいに、呼吸の大切さが述べられています。
内容もわかりやすく、初心者でも実践しやすい呼吸法について解説されています。
日常で実践することで、不調や人間関係など、日頃抱えている悩みを解決出来るのではないかと思いました。
著者情報
倉橋 竜哉氏 日本マイブレス協会代表理事。
感想
呼吸を変えることで、ストレスを解消したり、気分が落ち着いたりすることは良く知られています。
呼吸法の本は数多く出版されていて、中には理論が多めで、一人での実践が難しいものもあります。
しかし、こちらの書籍はわかりやすく、実践しやすい呼吸法について書かれていると思います。
この書籍を読んで、呼吸を意識すると感情や体調など自分をコントロールが出来るようになり、日々の生活が変わり、やがて人生にも変化を与えるのかもしれないなと思いました。
5つの呼吸法
本書では、以下の5つの呼吸法が紹介されています。その内容と感想を紹介したいと思います。
- ゆるめる呼吸
- 数える呼吸
- 歩く呼吸
- 声を出す呼吸
- 鎮める呼吸
緊張感を和らげる「ゆるめる呼吸」
ため息を吐くような呼吸法です。全身をゆるめることができます。
プレゼンの前や人間関係がモヤモヤしている時、気持ちを切り替えたい時などに使えます。
やり方
- 目線を少し上に向ける
- 息を吸いながら、肩を持ち上げる
- はぁーっと一気に息を吐きながら、肩をストンと落とす
(このとき、あーっと野太い声を出すと効果的)
自制心や集中力を鍛えられる「数える呼吸」
その名の通り呼吸を数えながら行う呼吸法です。
呼吸を数えなら呼吸することが雑念を受け流すトレーニングとなり、自制心や集中力を鍛えられます。
勉強や仕事に集中したい時や誘惑に負けそうな時に使えます。
やり方
- 背筋は腰に上半身が乗った状態にする
- 手のひらを上に向けて乗せる(座っている時)
- 目を開けて1点を見つめて、息を吐くところからスタート
- ゆっくり息を吐き、吐ききったら2,3秒息を吐き止める
- 力をふっと抜いて自然に入ってくる息を吸う
3~5を10回繰り返す
イヤな気持ちをリセットする「歩く呼吸」
歩きながらできる呼吸法です。
通勤や通学時や散歩する時などに使えそうだなと思いました。
やり方
- 目線を少し上にして歩く
- 歩きながら息を吐く
- ゆっくり息を吐き、吐ききったら2,3秒息を吐き止める
- 力をふっと抜いて自然に入ってくる息を吸う
- 2~4を繰り返す
ストレス解消や雑念の払拭に「声を出す呼吸」
テキストを読み上げながら行う呼吸法です。
ストレスを解消したい時に使えます。
なお、本を購入すると、無料ダウンロードできるテキストが付いています。
やり方
- 声を出して読み上げるテキストを用意する
- テキストは机の上に置かず、持ち上げて目線を水平にする
- ゆっくり息を吐き、吐ききったら2,3秒息を吐き止める
時間は3~5分でOK
怒りが沸いた時には「鎮める呼吸」
怒りが沸いた時に使える呼吸法です。
日常生活でイライラしたり、怒りが沸いたりすることは多くの方に良くあることだと思います。そんな時に実践すると良いかなと思いました。
やり方
- 「う・か・い・の・な・わ」と唱える
- 「う」上を向く
- 「か」感じる:体の感覚に意識を向ける(起きているこ反応を感じる)
- 「い」意識する:ゆっくり深い呼吸を2,3回繰り返す
- 「の」意味はなし、繋ぎの言葉
- 「な」何%か測る:どれくらい怒りやイライラが減ったか%で測る
- 「わ」輪っかをくぐって感謝する:目の前に大きな輪っかをイメージしてそれをくぐって、「ありがとうございました」と感謝する
※うかいのなわ:鵜飼の縄
まとめ
今回は、『呼吸で心を整える』を紹介しました。
冒頭にも書きましたが、わかりやすく、実践もしやすい内容になっているなと思いました。
呼吸法について学ぶことが出来ましたが、大事なのは日々実践することですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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